今、韓国のトレンドno.1の街で、韓国のブルックリンともいわれる聖水洞（ソンスドン）。
どうせ行くなら、いろんなお店に行きたいですよね。
私も先日行ってきて、だいたいの攻略方法がわかったので、
- 聖水洞の歩き方のポイント
- おすすめのカフェ＆雑貨屋さん
をお伝えします！
聖水洞の場所はどこ？
地図で見ると、ピンクの線で囲った範囲が聖水洞エリアになります。
ちなみに聖水洞の「洞」は町、街にあたる行政単位です。
地下鉄路線図で見ると、
聖水洞エリアを歩くポイント
聖水洞エリアは大きく2つに分けられます。
- 「聖水洞カフェ通り」～「メイン通り」
- 「ソウルの森カフェ通り」～「ソウルの森駅」
聖水駅からソウルの森駅まで歩いて15～20分の距離なので、どの最寄り駅からでも行けます。
①はお店が点在しているように見えますが、ポイントは「聖水洞カフェ通り」と「メイン通り」を軸に散策しつつ、目的地がある場合に小路に入っていくとスムーズです。
1日あれば、①②どちらのエリアもぐるっと回ることはできますが、じっくり見たい場合は時間が足りないので、行きたい場所の優先順位をつけておきましょう。
ちなみに、地図にあるピンクの★は私が先日行ってきた場所で、黄色の★は次に行きたい場所。
全てのお店の中までは見られませんでしたが、街の雰囲気かわかるのでよかったらvlogを参考にしてみてください。
vlogでは花見の季節だったので「ソウルの森」→「②ソウルの森駅」→「②ソウルの森カフェ通り」→「①メイン通り」→「①聖水洞カフェ通り」の順序で回っています。
① 聖水洞カフェ通り ～ メイン通り
ここからはそれぞれのエリアの人気カフェ、雑貨屋さんを紹介していきます。
特に人気のカフェは席がない場合もあるので、近くのカフェもチェックしておくといいですよ！
韓国旅行の必須アプリ「NAVER Map」のリンクをはっておくので、気になるお店は★マークをクリックして保存しておくと便利です（営業時間やメニュー、写真もあり、ルート検索もできる）
パンダ夫人いいお店が多すぎるので厳選してるよ！
人気カフェ＆ベーカリー
大林倉庫ギャラリー
聖水洞を代表する、倉庫をリノベーションしたカフェ。
広々とした店内には、重厚な鉄骨やむき出しのレンガ壁を活かし、オブジェやアート作品も展示されていて、洗練された雰囲気を味わえます。
コーヒーのおいしさには定評があり、他にも自家製のいちご牛乳、クラフトビール、ベーカリー＆ケーキ類もあります。
オニオン 聖水店
「大林倉庫」と並んで、聖水洞の象徴的なリノベーションカフェ。
1970年代に建てられ、スーパー、食堂、住宅、工場へと変貌を遂げてきた痕跡を活かした空間でありながら、モダンな空間になっています。
白い雪山のような「パンドーロ」が有名ですが、色も形も様々なおいしそうなパンがありすぎて迷うはず。他にも天然酵母専門の人気ベーカリー「BREAD05」のパン（あんバタが人気）も売られています。
GLOW
韓国のパン好きが巡礼するベーカリーカフェ。
カフェ「GLOW」×パン屋「4th FLOOR BAKE HOUSE」がコラボしたお店で、1968年に建てられた古い建物を利用して、モダンなインテリアとヴィンテージ感が調和した空間。
特に有名なのは、バターバーとカヌレ。その他にもパンとデザートの種類豊富。（サンドイッチ系もあり）
ジャヨンド ソグムパン
超人気の塩パン専門店。
ここ数年、韓国では塩パンブームで、どのパン屋さんでも塩パン売ってるんですが、このパン屋さんは塩パンだけ。しかも4個入り12,000Wの1種類のみ。
この店舗ではテイクアウトのみで、食べる場所がなくても週末は大行列。まず、キオスク端末で会計して（交換券・レシートを忘れずに）、ピックアップの列に並びます。焼き上がり時間ごとに注文するようになっていますが、平日午前中がすいてておすすめ。
CAFEハラボジ工場
「大林倉庫」と同じホン・ドンヒ代表が企画したカフェ。
代表が韓国の有名な建築デザイナー、インスタレーション作家だけあって、このカフェもいろんなオブジェや作品が倉庫をリノベした空間のあちこちに展示されていて、インテリア好きや雰囲気がいいカフェを探している人におすすめ。（屋上含めて3階あるので、けっこう広い）
代表メニューは、アインシュペナー、ミルクティーなど。その他アルコール類やベーカリーもあります。
BETON
こちらも大人気の塩パン専門店。
前述の「ジャヨンド ソグムパン」は1種類ですが、こちらはいろんな塩パンに加え、塩パンサンドイッチ、ドリンクやスープなどもあるので、イートインがおすすめ。（ただし、競争率高し）
塩パンの形も独特で、お店前に巨大なオブジェあり。親切な店員さんが多いと高評価です。
BEURRE BEURRE
大人気のバターアイスクリーム専門店。
日本ではあまり知られていませんが、韓国では映えるポップなお店とアイスクリームが人気で、聖水洞を歩いていると、ここのアイスクリームを持って歩いている人をよく目にします。
Beurreはフランス語で「バター」、少し前に韓国で話題になったバタービールのブランドが出したお店で、フランス産の乳脂肪分82％バターを使用しているので濃厚です。
NUDAKE
GENTLEMONSTER（ジェントル・モンスター）、TAMBURINS（タンバリンズ）の会社が運営する美術館がテーマのカフェ。
外観からまるでアート作品で、室内にあるオブジェや造形物を眺めながら、アーティスティックな体験ができます。パン・デザート類もまるで作品そのもので、お店に入ったらテーブルに並んだ作品（メニュー）を鑑賞するように紙に番号を書いて注文します。
代表メニューは、抹茶クリームをパイで包んだ「PEAK」で、他のデザートも見た目だけでなく味も定評あり。ただ、ちょっとお値段お高めなものが多いです。
onguendal
TVにもよく出るデザートがおいしいカフェ。
こちらの建物もリノベーションされていて、無機質な露出コンクリートにピンクの壁や植物がアクセントになっていて、階や場所ごとに違う雰囲気を楽しめます。（テラスには小さなプールみたいな池もあり）
なんといってもここはカラフルでおいしいデザートを食すべし。人気メニューは、クロワッサン×マフィンにクリームたっぷり入った＆のった「クロフィン」。
Café DIOR 聖水
季節やイベントごとに装飾が変わる写真スポット。（昼も夜もキレイ）
元々期間限定のポップアップ店舗だったんですが、人気のためかずっと存続しています。ブティックとカフェが併設されていますが、入店には事前予約必須。のため、ほとんどの人が店舗前で写真撮ってます笑（私も）
DIORの★のラテアートをしてくれるのは、ホットのカフェラテ、バニララテだけなので、注文が多いよう。特にバニララテがおいしいとのこと。
この専用アプリで予約。日本からのアクセスはデフォルトで英語になってます。
（日本のIPアドレス、iPhoneアカウントでダウンロード＆使用できたので、たぶん日本からでも大丈夫だと思います）
BREADYPOST
人気のプレッツェル専門店。
いろんな種類のプレッツェルがあり、けっこう大きいので朝食やブランチにぴったり。トマトスープもおすすめ。いろいろ食べたくて迷っちゃう方には、ミニプレッツェルのセットもあります。
けっこう店内が広いので、列になっていても回転は早いほうかも？
おすすめの雑貨＆その他
POINT of VIEW SEOUL
デザイン文具好きにはたまらない聖地で、聖水洞の雑貨屋さんならまずココ！
普段使いの文房具からインスピレーションを呼び起こすオブジェまで、バッグ、ポスター、包装紙などなど、種類も豊富で1～3階までしっかり見ごたえあります。
rareraw House
家具だけでなく、本、音楽、服、文具なども扱う、ライフスタイルショップ。
建物と建物の間の道に入った奥にあるので、ちょっと探しにくいかもしれませんが、中に入るとカラフルな世界が待っています。
TAMBURINS
BLACKPINKのジェニーがアンバサダーの大人気フレグランスブランド。
香りからパッケージデザイン、空間まで追求された世界観は見る価値あり。聖水洞の店舗では、コンクリートの骨組みだけの建物だけでなく、店舗内の庭園にいる老夫婦の人形が目を引きます。
聖水連邦
人気カフェやレストラン、ショップが集まっている複合文化空間。
1970年代に建てられた建物で、A棟とB棟に分かれています。特に３階のカフェ「天上家屋」は映える店内とベーカリー類で有名。また、朝食・ブランチ専門店のパンケーキ屋さん「Maple Top」も見た目もおいしさもボリュームも◎で大人気。
その他、ディナーにぴったりのレストランやジュエリーショップ、プリクラのお店など、ここだけでもかなり楽しめます。
LCDC SEOUL
こちらもいろんなセレクトショップが集まる複合施設。
工場をリノベーションしたシンプルモダンな建物で、１階から４階まで人気カフェやショップ、雑貨屋さんなどが入店しています。
LCDCは「LE CONTE DES CONTES（話の中の話）」というフランス語の頭文字からきていて、いろんなストーリーを持つブランドが集まって、また新しいストーリーを生み出す空間。シンプル、モダン、アートなデザインが好きな方におすすめ。
② ソウルの森カフェ通り ～ ソウルの森駅
人気カフェ＆ベーカリー
meal°
おいしい食パンで有名なお店。
「その日の温度と湿度を細かく考慮して、毎日おいしい食パンを焼き上げる」というのがモットー。この店舗はテイクアウトのみですが、行列ができる人気店。
シンプルな食パンが代表メニューですが、種類も豊富で、猫型食パンも人気。
聖水ベイキングスタジオ
ヨーロッパ風の人気ベーカリーで、パン好きの巡礼地。
フランスの伝統的な製法の風味あるあっさりした味のパンが特徴で、バゲットが代表メニュー。
こちらもテイクアウトのお店ですが、バゲットサンドもあるし、いろんな種類のパンを買って、ソウルの森で食べるのもおすすめ。
momuro_salon
日常とアートが共存するアンティークな雰囲気のカフェ。
一味違った温かみのある空間なので、TV撮影にもよく使われており、時々カフェ内で公演や展示会も行われています。建物の3Fにあり、知っている人のみ行くため、比較的空いているかも。どの席も写真映えするファブリック使いが◎
代表メニューはミニトマトエイドとビエンナコーヒー。その他、デザート、ワインもあります。
prunus_garden
都心にある緑豊かなガーデンカフェ。
ソウルの森の入口にあり、庭園を見ながらヒーリングできるゆったりしたカフェで、比較的静かな場所が好きな人におすすめ。
コーヒーの他に、手製のフルーツ茶（グレープフルーツ/レモン/キウイ）、韓国の伝統茶（柚子/生姜/ナツメ/双花茶）もおすすめです。
Teddy’s Oven
テディベアがモチーフの人気デザートカフェ。
薄い黄色がベースの温かみのあるインテリアで、雑貨好き、かわいいものが好きな人におすすめ。2階やテラスもあるので、けっこう席は多いほう。
デザートもテディベアになっていたり、クマのクッキーやカードがついていたりして、とにかくかわいいです。
Perment
イートインもできる人気ベーカリーで、パン好きの巡礼地。
ヨーロッパの雰囲気があるインテリアで、地下1階まであり。テーブルの間隔も広くゆったりしてます。
人だけでなく、パンの種類も多く、人気メニューはクロワッサン、クイニーアマン、イチジククリームチーズバゲットなどなど、目移りしちゃいます。
Elder Burger
行列が絶えない手製のハンバーガー屋さん。
食材ひとつひとつにこだわりを持っていて、パティからパン、なんと野菜まで、全てが自家製というのが驚き！価格はやや高めですが、食べる価値あり。
Restaurant Guru 2024（アメリカ版ミシュラン）で “BEST BURGERS in Seoul” を受賞。
CENTER COFFEE
最高水準の生豆と焙煎、抽出にこだわったスペシャルティコーヒーを堪能できるカフェ。
イギリスでバリスタチャンピオンになったロースターとコーヒーの専門家たちが開いたカフェで、レンガの建物をリノベーションして、露出コンクリートを活かしたホワイトトーンのシンプルでヴィンテージな雰囲気。
ソウルの森の入口のすぐ横にあり、窓一面に緑が広がる窓席が人気です。ドリップコーヒーはもちろん、よもぎラテも代表メニュー。
SEOUL ANGMUSAE
オウムがキャラクターのインスタ映えする有名カフェ。
お店もデザートもドリンクも、オウムのように超カラフルで、他では見たことがないビジュアルばかり！クイニーアマン、シナモンロールが人気ですが、目移り必至で写真撮りまくることまちがいなし。
2階～B1まであり、注文は1階でして、ベーカリーは1階で受け取り、飲み物は地下で受け取るシステム。白いベーカリー皿にペンで自由に絵も描けたり、壁に落書きできる場所もあります。
おすすめの雑貨＆その他
Kiosk Kiosk
かわいくて個性的なものがたくさんある雑貨屋さん。
文房具はもちろん、陶器やガラス、ファブリックものの独特な雑貨が多く、他にはないデザイン、インスピレーションを与えてくれる作品に出会えます。（インスタの写真でも雑貨が紹介されてるので見てみて！）
ソウルの森に面した建物の2階。
object
皆さんご存知、韓国の雑貨屋さんの代表”object”の聖水店。
ステッカー、ポストカード、マスキングテープ、ワッペン、包装紙などなど、広くて明るい店内にかわいい文具、雑貨が盛りだくさん！
白い建物の2階です。
KWANGYA（SMエンタショップ）
SMエンターテインメントの公式ショップ。
店内は壁一面のスクリーンにミュージックビデオが流れていて、カムバックしたアーティスト、プロモーションごとに変わるそう。言わずもがなファングッツが揃ってますが、店内そんなに広くはないのに、すごい人です。
ソウルの森駅と直結したビルのB1階にあり、SMに押しがいるなら必ず行くべき場所。
最後に：毎日変わっていく聖水洞
聖水洞の人気カフェ、雑貨屋さんを紹介してきましたが、いかがでしたか？
今最もトレンドになっている街だけあって、いろんなブランドが期間限定のポップアップ店舗を開いていることも多く、行列だらけ。
あちこちで新しい店ができたりする一方で、今まであったお店が閉店してしまっていることも。「NAVER Map」のリンクを開いて、お店の情報が消えている場合は閉店している可能性が高いです。（実は記事執筆中にリストアップしていた店舗が2店消えてしまってました…）
まさに毎日生まれ変わっているような聖水洞ですが、それだけ活気があって今のソウルを感じられる場所なので、ぜひ楽しんできてくださいね！
パンダ夫人聖水洞は何度も行きたくなるよ～
