ソウルから日帰り旅行にぴったりな『ヘイリ芸術村』。
アーティストや芸術家たちが集まって暮らす街で、美術館やギャラリー、カフェ、レストランなど見所が満載。
自然も多く、周辺においしい食堂が集まっていたりするので、週末はソウルからのドライブ客でにぎわいます。
でも、行き方がちょっと難しそう。。。
けっこう簡単に行けるよ!
では、さっそく行き方を見て行きましょう!
ヘイリ芸術村への行き方
地下鉄2号線、6号線の合井(ハプチョン)駅、1番出口を出ると『ヘイリ芸術村』へ行く2200番のバス乗り場があります。
だいたい15~20分間隔でバスが来ます。このバスに乗って約40~50分。
降りる場所は「ヘイリ1番ゲート」か次の「ヘイリ4番ゲート」です。(片道:2,800ウォン)
※合井(ハプチョン)は弘大入口(ホンデイック)の隣の駅です。
もしどこで降りるか心配な人は乗るときにバスの運転手に「ヘイリ」とアピールしておいてみてください。韓国の人たちは運転手じゃなくても聞いていたらけっこう教えてくれるよ~
2200番バスのルートを見ると、ハンガンに沿って自由路をまっすぐ北の方へあがっていきます。
ヘイリ芸術村がある場所が北朝鮮との国境の近くなので、バスの中から北朝鮮の土地が遠くに見える(!!)と思います。
日本人からしたら北朝鮮が見えるってすごい経験ですよね。
私も初めて見た時、ちょっとビビりました…
このバスのルートは、出版社が集まっている『出版都市』を通り過ぎ(ここもユニークな建物が多いので車窓に見ているとおもしろい)、次にすぐ『ロッテプレミアムアウトレット』も通ります。
ここはショッピングだけでなく、レストラン、カフェもあるので、途中で立ち寄るのもおすすめですよ。
ヘイリ芸術村のおすすめの回り方
ヘイリ芸術村自体の入場料はとくにありません。ふらっと入っていけます。
もし美術館や博物館などへ行きたい場合は、チケットの入手方法が2つあります。
- 美術館や博物館の入口で購入
- 1番ゲート、4番ゲート近くにある案内所で購入
チケットは行きたいと思った美術館や博物館の入口ですぐ購入するのがいいです。
案内所では、複数のチケットをあわせて買うと少し安くなる場合もありますが、とにかくいろんな施設があるので、先に案内所で買ってしまうと歩きながら他に立ち寄ってみたい場所を見つけても、また戻ってこないといけません。
また、とても広いのでチケットを買った場所を探し回ることにもなりかねません。
できればだいたい目的地は決めつつも、実際の購入は無事到着してからがおすすめです。
- 目的地がある場合:地図を確認しながらその方向へぶらぶら歩く
- とくに目的がない場合:気ままにぶらぶら歩く
- 途中で気になるカフェやレストランがあればそこで休憩
- 美術館や博物館の場合は入口で入場券を購入
最適な訪問場所数は1日いた場合でも、美術館・博物館1~2ヶ所、レストラン・カフェ1~2ヶ所です。
案内所について
1番ゲート、4番ゲート近くにある案内所では、地図をもらいましょう。
もしない場合は、地図の看板を見つけた時に写真を撮っておくと便利です。
ヘイリ芸術村内 巡回バス
案内所では、チケットにヘイリ芸術村を巡回する無料バス乗り放題がついているプランがあったりします。
ヘイリ芸術村が東京ドーム10個分の広さで、とても広いので巡回バスもよさそうですが、ヘイリへは車も入ってくるし、特に週末は人が混み合ってバスもなかなか進まなかったりするので、ぶらぶら散歩するのをおすすめします。
平日、ヘイリ芸術村を遠くの方までぐるっとまわりたいという方には巡回バスがいいかも
レンタサイクル
昔はあったようですが、最近は見たことがありません。
コインロッカー
荷物を預かってくれるサービスや、コインロッカーもないので、荷物は少なめにしましょう。
ヘイリ芸術村へ行く時の注意点
最後にここを押えておけば安心という注意点をお伝えしますね。
散策する場合は歩きやすい格好で
目的地や時間が限られている場合はそんなに気にしなくてもいいですが、ヘイリ芸術村だったら1日いても足りないぐらいなので、歩きやすい靴、格好がいいです。
特に道はアスファルトではなく、自然景観を重視するヘイリ芸術村のポリシーで石畳になっています。ちょっとボコボコして歩きにくさもあるかもしれません。
歩き疲れちゃったらカフェで休もう
夏の気温と時間
夏の暑さは日本も韓国も変わらず暑いです。
ヘイリ芸術村はとても広くひらけているため、日陰があまりないです。帽子や日傘、サングラスなどを持っていくことをおすすめします。
暑いなと思ったら無理せずカフェや木陰で休みましょう。
夏は夜8時ぐらいまで明るいよ~
冬の気温と時間
だいたい12月~2月ぐらいまで、このヘイリ芸術村は北の方にあるのでとっても寒いです。
ソウルでも真冬になると-15℃ぐらいになりますが、ヘイリは風の吹き抜けがよい場所なので、もっと寒いです。
この時期になると外で長時間いるのが大変なので、充分に防寒対策をすること、寒かったら無理せずカフェなど屋内に入りましょう。
また、日が暮れるのも早いので、美術館や博物館などは通常よりも1時間早く閉館することも多いです。
時間に余裕をもって、心配だったら閉館時間を確認しましょう。
韓国の冬はほんとうに寒い寒い…
最後に:ソウル日帰りにおすすめな『ヘイリ芸術村』
韓国旅行に何度も行ったことがある人も、なかなか郊外までは行く機会がないかもしれません。
でも一歩外を出ると、ソウルとはまた違った景色が見れて新鮮です。
私も何度か『ヘイリ芸術村』へ行ったことがありますが、まだまだ見たりません。
新しいカフェや建物ができたりして今でも変化しているので、これからも要チェックです!